暗号通貨の預言者レッドフォン：シリコン時代の到来、暗号通貨は「最後の自由港」

原作者: redphone 、暗号研究者

オリジナル翻訳：CryptoLeo ( @LeoAndCrypto )

編集者注：暗号KOLのredphoneが2026年を見据えた新たな記事を公開しました。昨年末には「 redphone：2025年の25の予測と最も有望な23のコイン」を公開し、その中で予測市場、RWA、その他のセクターに関する彼の予測が2025年に徐々に実現しているとしています。

レッドフォンは例年とは異なり、今回は具体的な予測を控え、AI、現実世界、暗号技術、そして人類の未来の絡み合いについて論じたカジュアルなエッセイを掲載しました。このエッセイは暗号通貨そのものの枠を超え、技術進化が人間の状態と現在の行動方針に与える影響について触れています。やや哲学的かつ宗教的なトーンを帯びたこのエッセイは、暗号の世界への深い洞察を提供し、じっくりと読む価値があります。Odaily Planet Dailyがこのエッセイをまとめ、編集しました。以下にその内容を掲載します。

オリジナル

2025年上半期、私は言葉にできないほどの鬱状態に陥りました。

30年間、私の未来は順風満帆で、今後10年間の人生をある程度予測できました。しかし、突然、世界は奇妙な様相を呈し始めました。まるで未来の分岐が無限にあるかのように、私のキャリア、人生の目標、そしてお金の価値さえも予測することが難しくなったのです。

時間はもはや前方に伸びるのではなく、内側に折り畳まれます。

このことを友人に話したところ、彼も以前同じように感じていたが、「今後数年間に何が起こるかは予測できないので、今後数か月のことに集中します」と言ったそうです。

また、方向性はすでにかなりはっきりしているので、今予測を立てるのは無意味だとも思います。

このコンテンツは、思いつきや感情を書き留めたフィールドノートのコレクションです。順番に読む必要はありません。記事としてではなく、急速な技術進歩の時代の日記として捉えてください。心に響く周波数を見つけ、その世界に浸ってください。

2022年11月30日、歴史は崩壊した。それ以前の全てはアンテ・カルネム（肉体以前）、それ以降の全てはアノ・シリチ（シリコン時代）だった。あなたはもはや21世紀に属していない。

Odaily 注記: 記事によると、Ante Carnem は精神的な信念に傾倒しており、これは暗号の文脈ではある種の「暗号精神」を指している可能性がある。一方、Anno Silicii はテクノロジーを強調しており、おおよそ、信仰からすべてを変えるテクノロジーまでの段階を意味している。

2026年へようこそ

1. AI時代のコンテンツの破壊

あなたの動画も意見も信用できません。書かれたコンテンツはどれも同じだからです。AI以前から存在していた声でない限り、ブロックします。言葉が際限なく安価になった時、信頼できるのは市場だけです。市場価格だけが、幻想を抱かせない唯一のシグナルです。

2. 仮想世界がもたらす不安

私たちは言いようのない不安を感じています。もはや同じ現実を共有していないため、現実の人々と不和を感じています。仮想のアバターとは密接につながっているにもかかわらず、隣の人々からは疎外され、隔絶されています。これは単なる技術の加速ではなく、技術による疎外です。私たちが育った古い世界は「歩く死者」と化しました。私たちの経済、習慣、そして信念は、惰性で機械的に機能しているだけです。私たちは未来の影響を受け入れることなく、自らに課した牢獄に閉じ込められているのです。

3. ピラミッドの頂上からの視線

かつて私たちは、既知の宇宙で最も知的な存在であり、ピラミッドの頂点から「見下ろす目」でした。今、私たちは全く新しいピラミッドを築き、その礎石となり、私たちの上にある「目」は冷たく、異質で、もはや回転していません。これは技術の加速というよりも、むしろ人間の力関係の変化によるものです。

4. 人間の行動の変化

世代ごとに機械に役割を譲り渡しています。私たちは肉体労働を放棄し、今度は精神を、そして次は魂をも奪われるでしょう。もし結婚の誓いがAIからのものだったとしても、あなたの愛は真実でしょうか？

5. 仮想の神々

シミュレーション世界がリアルになればなるほど、現実の生活は薄れていきます。自分でコントロールできる世界に入ることができるのに、なぜ苦しみをもたらす世界を選ぶ必要があるのでしょうか？娯楽は単なる娯楽ではなく、私たちの究極の敵なのです。

6. 魂のない体と空に浮かぶ思考

私たちが本当に気にしているのは、「これは本当か？」ではなく、「これは重要なことか？」という質問です。

現実世界の「苦さ」を感じ、庭のデジタルフルーツの「美味しさ」を味わうことができれば、現実と虚構の境界は消え去り、私たちはより害の少ない嘘を選ぶようになるでしょう。

7. サバイバルスクリプト

肉体労働で生計を立てることは、静かな服従の形態です。それは精神を低レベルのストレスで満たし、夢を抑圧します。この状態から抜け出して初めて、自分がNPCになってしまったことに気づきます。ほとんどの種族はこの悪循環に陥っています。もしあなたが少数派なら、自由を無駄にしてはいけません。ここから新たなプレイヤーキャラクターが生まれるのです。

8. 幻想的な本能

私たちは人類の停滞を経験している。これは衰退でも循環でもなく、加速そのものに伴う休止状態だ。ゲームの途中で状況が変わってしまったため、誰もルールを知らない。

私たちの本能はすべて、もはや存在しない世界に基づいています。迷子になったように感じるのは、内なる「コンパス」が正確に機能し、極のない世界で北を指しているからです。

9. テクノロジーに基づくソフトアグレッション

私たちはドローンの動きを注意深く監視し、潜在的な騒乱に備えて食料を備蓄し、差し迫った戦争を懸念していました。しかし、テクノロジーがもたらしたこの戦争を見落としていました。

この侵略は物理的な領土や海岸線ではなく、私たちの情報フィードの中で起こります。外国勢力や国内のエリート層は私たちの土地を征服する必要はありません。彼らが必要なのは、私たちの心を植民地化することだけです。

機械が生成した見出しによって何十年も築き上げてきた友情が崩れ去り、アルゴリズムが作り出した幻想によって家族が引き裂かれるのを目の当たりにしてきました。私たちは「インサイダー」ではなく、この認知戦争の戦士です。同胞に対する怒りや憎しみの深さで、勝敗を測ることができるのです。

10. ループ

あなたは旧秩序を破壊すべく闘技場に足を踏み入れ、旧金融システムを混乱させるべくトークンを購入する。しかし、成功への道は残酷な循環となる。勝利すれば、かつて憎んだような人間になるための資源を手に入れることになる。誘惑は貪欲ではなく、正当性だ。今、あなたは究極の選択を迫られる。玉座を廃止するか、それとも即位するか。その代償は魂だ。

11. ターミナルウェルス

かつては、お金こそが唯一無二の存在でした。経済が細分化するにつれ、資本は酸素のように不可欠なものとなり、私たちは中毒者のように資本に溺れ、ギャンブル、取引、物々交換、労働、そして生きるために嫌なことをするようになりました。お金は私たちをどんどん強く縛り付け、ついには押しつぶしてしまうのです。

この狂乱は、システムが崩壊したときにのみ終わるでしょう。そして、私たちは次の世紀を支え続けるモデルを構築し、最終的にお金は無意味なものとなるでしょう。

12. 信仰データ

宗教的本能は消滅したのではなく、移行したのだ。古き神々は祈りを必要とし、新たな神々はエネルギーを必要とする。私たちは無限を封じ込める大聖堂の建設を止めたのではなく、それらをデータセンターと改名したのだ。

告白室に入る代わりに、私たちは自分の内なる恐怖を、それを認識できないデータのブラックボックスに入力します。

13. 賢者の死

インターネットが登場する前は、知識は希少で神聖なものでした。溶接を学ぶために、私は3マイルも車を走らせ、教えを求めました。ギターを学ぶために、たった10ドルを費やし、ギターの名人の足元に座りました。彼の経験、物語、そして苦労して得た技術は、魂から魂へと伝わる神聖なものでした。

かつて私たちは、周りの賢人たちを畏敬の念を抱いていました。今では、彼らを室内の鉢植えや壁に飾った古いポラロイド写真のように扱っています。

14. 再民営化

ソーシャルネットワークは冷え込みつつあります。共有から潜伏へと移行しています。富裕層はもはや富をひけらかすのではなく、隠れるようになりました。経済が崩壊するにつれ、嫉妬は暴力へと変化します。きらびやかな金の宝飾品はもはやステータスの象徴ではなく、窮地に陥った人々の標的です。私たちは「暴力的な攻撃」の時代に突入しています。どんなファイアウォールも、身体的虐待からあなたを守ることはできません。金銭的なリスクは、追われる身となるのです。

沈黙は贅沢ではなく、生き残るための手段です。

15. カロリーと労働価値

皮肉なことに、私たちは「社会主義は決して機能しない」と言いながら、資本主義を時代遅れにする仕組みを構築しているのだ。

資本主義的生産様式の根幹は、人間の労働の市場価値が生物学的生存コストを上回らなければならないというものです。しかし、人工知能はこの論理を覆します。知性と行動を生み出すコストは、カロリーを消費するコストよりも低いのです。価格が下落すれば、利益は消え去ります。能力のコストが生存代謝のコストを下回ると、労働市場は「自己調整」できなくなり、消滅してしまうのです。

私たちは不安定な状況下で経済政策を議論しています。物理法則は理屈に耳を傾けません。あなたが賛成するか否かに関わらず、問題はいずれ解決するでしょう。

16. 非対称エコー

私たちはおもちゃを道具だと勘違いしています。誰もがポケットの中の魔法に驚嘆しますが、本当の魔法は舞台裏で起こっているのです。

情報は複数のレベルに分けられます。第一レベルは一般向けです。浄化とセキュリティ対策を経て、個人投資家は「去勢」されます。

プライベート層は、機関や企業向けに特別に設計された、独自の無制限層です。

私たちが目にするインターフェースを知恵と混同しないでください。私たちが受け取るのは、彼らが声で会話しているときのエコーです。

17. 魂の修道院

現実は解読が最も困難な暗号となった。私たちは感覚の戦争に巻き込まれ、注意力は引き裂かれている。信号は弱いだけでなく、情報の洪水に埋もれている。

この霧の中で成功する人は、最も騒々しい人ではなく、最も冷静な人です。彼らは真実を見るために代償を払い、集中することをスキルではなく信念と捉えています。

18. 狭い門

知性は1日0.66ドルで借りられるが、意志は借りられない。機械は無限の処理能力を持つが、欲望はなく、ただ受動的に指示を待つだけだ。誰もが同じ人工精神を持つ時、唯一の違いはユーザーにある。

新たな分断は、富裕層と貧困層の間ではなく、意欲のある者と現状に満足している者の間にある。答えが溢れるこの時代に、唯一希少な資源は、質問する意欲なのだ。

19. 嘘が蔓延するとき

嘘をつくコストはほぼゼロにまで削減されました。人工知能は偽情報を際限なく生み出すことができます。ジャーナリストには舞台裏で黒幕がいます。大規模な言語モデルは学習によってバイアスを受け継いでいます。そのため、私はニュースを読む前にPolymarketをチェックするようになりました。それはオラクルだからではなく、利害関係者が意見を表明できる唯一のプラットフォームだからです。

予測市場、Futarchy、インフルエンサー トークン — 唯一残された真実は、私たちが支払うものなのです。

（Odaily注：Futarchyも信念に基づいた投票形式です。2000年にロビン・ハンソン氏によって初めて提案され、予測市場を利用して政策実施を決定することで、従来の民主主義の欠点に対処することを目的としています。）

20. 変態

私たちは種レベルでの変容を遂げつつあります。私たちのアイデンティティは労働という基盤の上に築かれていますが、人工知能はその表面を剥ぎ取ろうとしています。機械が労働を担い、すべての人の収入が家賃に消えてしまったら、私たちは一体どこへ向かうのでしょうか？

娯楽に麻痺しているのか？ドラッグに安らぎを感じているのか？私たちは今の自分が消え去っていくのを感じながらも、未来にどんな姿が取って代わるのか、全く見当もつかない。私たちは幼虫のようだ。繭を紡ぎ始めることは分かっていても、そこからどんな新しい命が生まれるのか、全く知らない。

21. IPの終焉

私たちは「孤独な英雄」という神話に固執し、創造は私たちの「神のような心」から生まれたユニークな行為であるかのように装っていますが、これは嘘です。

私たちは情報源ではなく、単なるフィルターです。私たちの頭の中にあるあらゆるアイデアは、公共資源のマッシュアップ、あるいは反復です。私たちの未来は、制約の壁が取り壊され、特許も知的財産権もロイヤリティもなくなるでしょう。共有こそがすべてです。

22. 人類を超える

人工知能は中間層を消し去ったが、同時に深刻な分極化も生み出した。大半は、単一の、安全で、心地よく、区別のつかない声へと統合されるだろう。少数派は知性そのものと融合し、種の境界を越えるだろう。この分断は経済的でも文化的でもなく、存在論的なものだ。私たちの中には、シリコンチップに埋め込まれたこの溝を越え、異星人の精神と融合する者もいるだろう。私たちは種を分岐させつつあり、異星人は私たち自身となるだろう。

23. プライバシーの歌

議論は「暗号通貨は認められるべきか」から「暗号通貨にプライバシーを認めるべきか」へと移行しました。ビットコインはデジタル通貨が存在できることを証明しました。プライバシーコインはデジタルサイレントが実現できることを証明しました。真の富を持つなら、それを人目につかないようにしたいと思うものです。隠すためではなく、生き残るためです。金融プライバシーは人権であり、憲法上の義務です。私たちはそれを守るか、それとも人間の主権を永遠にコントロールと交換するか、どちらかを選ばなければなりません。

24. 夢見る者たちが集う

暗号通貨の分野では、DeFi レゴについて話している。これは、積み重ねることで新しい金融帝国を創り出すこともできる構成可能なコードであり、現在、すべてのテクノロジーはこのように機能している。

私は Founders Inc. でこれを直接目撃しました。若い開発者たちは、10 年前なら研究室と何百万ドルも必要だったものをラップトップで作成していたのです。

インターネット、オープンソース、人工知能、3Dプリント、手頃な価格のハードウェア、そしてMITの無料講座。これらすべてが融合し、新たな何かを生み出しています。夢を持つ人々は、すべてを変える力を持っています。あなたを制限しているのは、道具ではなく、勇気です。

25. 開かれた地下世界

GitHubリポジトリ、AWSインスタンス、ドメイン、サーバーなど、あらゆるものがシャットダウンされる可能性があります。電話一本、裁判所命令、あるいは軽微な利用規約違反だけで。オンチェーン型のオープンソース暗号通貨だけが真に自律的です。コードは許可なく実行され、その設計によって止められない存在となっています。人類が創造した最も自由な空間です。

監視の強化と組織的な腐敗が進む中、この地下世界は唯一、制約なく自由に活動できる場所となった。現実世界が檻と化した時、ここは人類にとって最後の自由の安息の地となった。

26. 王位継承

スピードは溶剤だ。それが道徳を蝕むのをリアルタイムで目撃した。「すぐに成功しなければデジタル時代の農民になる」という精神は、王ではなく中毒者を育てる。肉体を守るために魂を犠牲にするなら、誰が王座に座ろうと関係ない。

27. 好奇心こそが唯一の真の神である。

たった1時間の好奇心が、人生を変えることもあります。私はこの変化を3回経験しました。1回目はビットコインのホワイトペーパーを読んだ時、2回目はUniswapのAMMの仕組み（そしてDeFi）を理解した時、そして3回目は『状況認識』という本を読んだ時です。この本で、私は人工知能の究極の力を垣間見ました。

Odaily Note：レオポルド・アッシェンブレンナー氏が2024年6月に執筆した人工知能に関する新しい記事「状況認識：今後10年」は、人工知能がAGIに進化した後の人類社会の発展を予測している。

13年にわたる内容は、わずか数時間で終わり、私の将来を完全に変えました。ほとんどの人は、これほど長い時間を費やしたことはないでしょう。

2013年、私は家族や友人に、彼らの記憶術を書いた紙にビットコインを渡しました。少なくとも家に帰ってBTCについてWikipediaで調べてくれるだろうと思ったのです。しかし、彼らはただ肩をすくめて、ウォレットを引き出しに放り込んでしまいました。

好奇心は、多様な人生を切り開く鍵です。誰もが同じAI技術にアクセスできるようになった今、残された強みは探究心だけです。たった1時間の好奇心が、あなたの現実にひび割れを起こすかもしれません。

28. プロメテウスの二股

私たちは未来を雷雨のように捉えている。広大で、激しく、避けられないものだ。しかし、それは嘘だ。未来は自然災害ではなく、何十億もの人々の選択の結果なのだ。私たちは少しずつ、選択の力を機械に委ねている。まるで法定通貨が富を奪い、情報の流れが自律性を奪っていくように。機械はまばゆいばかりに輝きながらも、私たちの手を麻痺させる。人間として、私たちはこの光景から距離を置き、暗闇の中で手探りで探求し、創造し、そしてプロメテウスのように炎を携えて帰還しなければならない。鉄を携えて帰還し、誰にも語れない物語を携えて帰還するのだ。

未来は耐えるべき運命ではなく、奪われるべき炎である。

29. 神の文法

大学が人文科学を放棄するにつれ、自然言語は宇宙で最も強力なツールとなる。明晰に考えることができなければ、新しいコードを書くことはできない。そして、コードを書けなければ、誰かによって設計されたシミュレーションの世界に生きることになる。

言葉はもはや単なる描写ではなく、それ自体が創造物なのだ。沈黙する神になってはいけない。

30. トロイの木馬

逮捕されずに救命ボートを作りたいなら、おもちゃに偽装すればいい。インターネット文化は常に、最も危険なイノベーションを不条理な仮面に隠す。ドージコイン、アニメ風アバターなどなど。エリートたちは脅威を理解していないので笑う。彼らが笑いを止める頃には、システムはすでに稼働しており、そのジョークは暗号通貨になっている。道化師を笑うことは裏目に出る。なぜなら、暗号通貨こそが箱舟を建造する唯一の方法だからだ。

31. 素晴らしい幕間

20万年の間、私たちは狩猟者であり、夢想家であり、放浪者であり、そして200年の間、私たちは労働者でした。

産業革命は、機械を作るために人間を歯車にしなければならなかった、短いながらも必要な過渡期でした。今、機械は完成に近づき、歯車は自ら動き始めています。

「仕事」の終焉を嘆く必要はありません。それは、私たちが故郷だと勘違いしていた檻に過ぎなかったのですから。まもなく、私たちは自由を取り戻し、純粋な存在の荒野へと戻るでしょう。

32. 忘れないでください、愛さなければなりません。

世界が資源不足に陥っている時、私たちは死の警告を必要とします。机の上には私たちを奮い立たせる髑髏が置かれています。死への恐怖こそが産業発展の原動力です。しかし、私たちは無限の時代に入りつつあります。機械が収穫問題を解決し、生き残るための慌ただしいペースは徐々に消えていくでしょう。急ぐ必要がなくなれば、問いは変わります。もはや「死ぬまでにどれだけのことができるか？」ではなく、「永遠に続ける価値のあることは何か？」です。

私たちは終末への恐怖を捨て去り、孤独に戦うことを拒まなければなりません。私たちはこれまで以上に互いを必要としています。

メッセージは「忘れないで、あなたは死ぬ」から「忘れないで、あなたは愛さなければならない」に変わります。愛は人生の本質であることを忘れないでください。

33. ジェネシスブロック

あなたは今にも立ち上がろうとする「泥」の塊です。勇気を出しなさい。この危険で予測不能な現状は終わりではなく、浄化の炎なのです。救世主を待つことはできません。手がかりは目の前にあります。あなた自身がその救世主なのです。