パウエル氏:FRBが市場を救済すると期待してはいけない、トランプ氏は日々変化している
2025-04-16 20:21
Odaily スタージャーナルによると 米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長は水曜日、FRBが介入してボラティリティを落ち着かせるだろうという市場の期待は誤っているかもしれないと述べた。株価急落を受けてFRBが介入するかどうかとの質問に対し、FRBのジェローム・パウエル議長は「答えはノーだが、説明する」と述べた。パウエル議長はシカゴでの会議に出席した際、「市場はこの状況を消化しつつあると思う。市場は多くの不確実性に対処しており、それは変動性を意味する」と述べた。パウエル議長は、トランプ米大統領の関税制度が劇的な変化を遂げていることを考えると、市場が困難に陥るのは理解できると述べた。また、何が問題を引き起こしているのかをリアルタイムで知ることは難しいとも説明した。 「債券市場のような大きな市場変動については多くの経験を積んできましたが、人々が何かの考えを巡らせても、2ヶ月後に振り返ってみると、全くの間違いだったと気づくことがよくあります。ですから、市場で何が起きているのかを判断するのは時期尚早です」とパウエル議長は述べた。同氏は、今のところ市場の混乱の一部はヘッジファンドがレバレッジや負債を減らしていることに起因していると指摘し、「短期的には、市場のボラティリティが続く可能性がある」と付け加えた。
