バークレイズは米国の第4四半期GDP成長率予想を引き上げた。
2025-12-24 12:05
バークレイズのエコノミストによる調査レポートによると、米連邦準備制度理事会(FRB)は、第3四半期の米国GDPの予想外の加速を、基調的な需要が依然として堅調であることを示す兆候と捉える可能性が高い。純輸出などの変動要因が全体的な成長の勢いを誇張している可能性はあるものの、個人消費の継続的な拡大は、基礎的な回復力を示している。エコノミストらは、2025年前半は経済パフォーマンスが変動する可能性があるものの、年末までに総需要は大きな勢いを蓄積していると指摘している。これに基づき、バークレイズは第4四半期のGDP成長率の予想を前年比約0.3パーセントポイント上方修正し、2.0%とした。(金石)
