カナダ銀行は経済成長の鈍化を懸念し、3回連続の利下げに踏み切り、金利を25ベーシスポイント引き下げた。
2024-09-04 13:58
Odaily スタージャーナルによると カナダ銀行は水曜日、広範なインフレ圧力の緩和継続を理由に主要政策金利を予定通り25ベーシスポイント引き下げ4.25%とし、3回連続の利下げとなった。カナダ全体のインフレ率は7月に40カ月ぶりの低水準となる2.5%に低下したが、依然として目標の2%を上回っている。しかし現在、経済は6週間前の予測よりも弱くなっているようだ。カナダ銀行のマッカラム総裁は7月下旬、「インフレが目標に近づくにつれ、経済が弱くなりすぎてインフレが過度に低下するリスクをますます警戒する必要がある」と述べた。カナダは第3・四半期の年率換算成長率を2.8%と予想しており、マッカラム氏は6月と7月の成長データはその予測が今やリスクにさらされていることを意味していると述べた。同氏はまた、インフレ率が中銀の7月予想とほぼ一致して鈍化し続ければ、追加利下げは合理的だと述べた。 (ゴールデンテン)
