連邦準備制度理事会による共同調査によれば、2%のインフレ目標は来年すぐには達成されない見込みだという。
2025-12-17 12:56
Odaily Planet Dailyによると、リッチモンド連邦準備銀行とアトランタ連邦準備銀行、そしてデューク大学フクア経営大学院が共同で実施した調査によると、企業財務担当幹部は依然として関税を最大の懸念事項と捉えており、来年は物価が平均約4%上昇すると予想している。この結果は、連邦準備制度理事会(FRB)が近い将来に2%のインフレ目標の達成を阻む可能性のある現在の物価上昇圧力に対する懸念を悪化させる可能性がある。この調査は、11月11日から12月1日にかけて548人の最高財務責任者(CFO)を対象に実施された。調査結果によると、回答者の自社および米国経済全体に対する信頼感は低下している。米国の総合経済楽観指数は、第3四半期の62.9(100点満点)から60.2に低下し、トランプ大統領が2024年末に現職に就いた後に記録した最近の高値66も下回った。回答者全体では、2026年の雇用と経済は緩やかな成長を予想しており、企業予測の中央値は雇用増加率1.7%(最近の調査と同様)、年率経済成長率は約1.9%となっている。新規採用を行うと回答した企業は半数未満(40%)で、全く採用を行わないと回答した企業は20%弱、従業員のレイオフを行うと回答した企業は約9%であった。(Jinshi)
