アナリスト:FRBのハト派的な姿勢はリスク資産に有利だ。
2025-12-11 14:52
連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が昨日、労働市場への懸念を表明したことを受け、ウォール街はFRBが2026年に2回以上の利下げに踏み切るとの見方を強めている。グローバルXのスコット・ヘルフスタイン氏は、「FRBがハト派的な姿勢を見せれば、一般的にリスク資産、特に成長株や景気循環株が恩恵を受けるはずだ」と述べた。また、「借入金利が低下すると、企業の投資サイクルに関連するセクターも好調になる可能性がある」と指摘した。さらに、短期債と金の魅力は若干低下する可能性があると付け加えた。「短期金利が低下した場合、長期債への注目が高まる可能性がある」。(金氏)
