Odaily スタージャーナルによると ベサント米財務長官は、FRB議長には優秀な候補者が多数おり、秋から作業を開始すると述べた。これに先立ち、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は6月25日、トランプ大統領が、任期が残り11カ月となっているパウエル現議長の影響力を弱めるため、次期FRB議長を事前に指名することを検討していると報じた。事情に詳しい関係者によると、トランプ大統領は9月か10月までにパウエル議長の後任を選出・発表することを検討しており、「パウエル議長への怒りから、今夏のある時期に前倒しで後任を発表する可能性がある」という。トランプ大統領は、元FRB理事のケビン・ウォーシュ氏とホワイトハウス国家経済会議(NEC)委員長のケビン・ハセット氏を検討していた。さらに、事情に詳しい関係者は、ベサント財務長官を有力候補として推薦した人物がいると明らかにした。他の候補者には、世界銀行前総裁のマルパス氏とFRB理事のクリストファー・ウォーラー氏もいる。(金時)