UBS:10年米国債に引き続き強気
2025-06-03 05:53
Odaily スタージャーナルによると UBSの金利ストラテジストは最新レポートで、経済成長リスクが残る中、10年米国債に対して引き続き強気の見方を維持していると述べた。「市場は景気減速リスクを過小評価していると考えている。また、5月と6月の米国消費者物価指数が比較的低調だったことも、10年米国債のパフォーマンスを支えるだろう」とストラテジストらは指摘した。家計のインフレ期待指標は上昇しているものの、それがまだ賃金への大きな圧力にはつながっていないと指摘した。さらに、上院が下院が提案した「ビューティフル・ビッグ・ビル」を修正し、さらなる歳出削減を実施すれば、財政赤字拡大に対する市場の懸念も和らぐと予想される。しかし、UBSは今後数カ月間、10年米国債利回りが4%を下回ることは難しいと見ている。(Jinshi)
