日銀の金利決定見通し:今月の金利は据え置き、5月の利上げ期待が高まる
2025-03-19 01:51
Odaily スタージャーナルによると 日銀は今月の金利決定で現行の政策を据え置くと予想する機関が多いが、5月に利上げする可能性も徐々に高まっている。
スタンダード・チャータード銀行は、日本銀行がインフレと経済成長目標のバランスを取るために2025年第2四半期に金利を引き上げる可能性があると考えている。
JPモルガン・チェースは今回の会合で金利が調整されるとは予想していないが、5月の会合で利上げが議論される可能性があり、ベースライン予測は6月の措置となる。
ANZ銀行は、2025年に2回(5月と10月)の利上げをそれぞれ25ベーシスポイントで予想しているが、市場のボラティリティが高まれば5月の政策調整の可能性は低くなるだろう。
キャピタル・エコノミクスは、インフレが予想を上回り、日本銀行が7月ではなく5月に金利を引き上げる可能性があり、2027年には金利が1.5%に上昇すると予想している。
バンク・オブ・アメリカは、日本銀行の上田一男総裁の記者会見を注視しており、経済指標の評価や今後の利上げ指針に注目するとともに、金融引き締めに対する中央銀行の姿勢にも注目している。
日本銀行の上田一男総裁は本日14時30分から金融政策に関する記者会見を行う。 (ゴールデンテン)
