米国の連邦預金保険公社は、仮想通貨関連の活動に従事する銀行の監督を示す合計175の文書を公開した。
2025-02-07 05:50
Odaily スタージャーナルによると 米連邦預金保険公社(FDIC)は最近、仮想通貨関連の活動に従事する銀行の監督の詳細を記した175の文書を公開した。トラビス・ヒル暫定委員長は、この動きは透明性を高めるための幅広い取り組みの一環だとみている。
ヒル氏は、FDICの姿勢が銀行のブロックチェーンやデジタル資産への取り組みを阻んでいると批判したことを認め、「私はこれまでも暗号資産やブロックチェーンに対するFDICの取り組みを批判してきた。昨年3月に述べたように、FDICの取り組みは『金融機関がブロックチェーンや分散型台帳技術に関連するものに関心を持つと事業を行えないという認識を広まらせてきた』」と述べた。ヒル氏は就任後、暗号資産銀行に関するすべての規制コミュニケーションの見直しを開始し、文書の発表のタイミングについて「委員長代行に就任した私は、暗号資産関連の製品やサービスを提供しようとしている銀行とのすべての規制コミュニケーションを包括的に見直すようスタッフに指示した」と述べた。
以前、FDICは、暗号通貨やブロックチェーン関連の活動に関心のある24の機関に対して25通の「停止命令」書簡を発行した。
