米下院、銀行の分散化に関する公聴会でトランプ大統領の通貨発行を非難
2025-02-07 01:20
Odaily スタージャーナルによると 米下院監視・調査小委員会の上級委員であるテキサス州選出のアル・グリーン下院議員は、ミームコインを立ち上げる一方で「規制緩和による仮想通貨支援策」も推進しているとしてトランプ大統領を批判した。
2月6日に行われた下院金融サービス委員会の監視・調査小委員会の公聴会で、グリーン氏は、前政権が「仮想通貨を米国規制当局の標的にした」とする共和党指導部の主張に即座に疑問を呈した。グリーン氏は、ジョー・バイデン前米大統領の政権が仮想通貨業界から銀行を締め出そうと画策したと主張するために一部の議員や仮想通貨業界の幹部が使った口語的な用語「チョークポイント2.0作戦」は「決して実行されなかった見せかけの計画」だと述べた。
同氏は、前政権下では連邦預金保険公社(FDIC)と米金融規制当局は金融機関に対し、サービス提供の停止を命じるのではなく、仮想通貨企業とのビジネス関係の可能性について警告していたと述べた。これは、公聴会で証言したベター・マーケッツの銀行政策担当ディレクター、シェイナ・オレシク氏が述べた見解だ。
「規制当局が銀行に仮想通貨業界に関連するリスクを考慮するよう要求することは、銀行業務の廃止と同じではない」とグリーン氏は指摘した。
同氏はまた、議員らはトランプ大統領が1月17日の就任前に立ち上げたミームコインに注目すべきだと示唆した。小委員会のダン・ミューザー委員長も金融サービス委員会のフレンチ・ヒル委員長も冒頭陳述でトランプコインについてコメントしなかった。
