トランプ一家の暗号資産プロジェクトWLFIは保有資産を使って「戦略的準備金」を構築する予定
Odaily スタージャーナルによると トランプ一家の暗号資産プロジェクトWLFI(ワールド・リバティ・ファイナンシャル)の共同創設者チェイス・ヘロ氏は、同プラットフォームは購入したトークンを使って「戦略的準備金」を確立する計画だと述べたが、トークン準備金を確立するWLFIの目標が何なのかは明らかにしなかった。
ドナルド・トランプ・ジュニアは、ワールド・リバティの共同創設者であるザック・フォークマン、ザック・ウィトコフ、ヘロとともに、ニューヨーク市で行われた新興企業オンド・ファイナンスの初開催サミットに出席した。ザックは、トランプ大統領の側近で、大統領の家族とWLFIの創設者との橋渡しをし、後にトランプ大統領の中東特使に選ばれたスティーブ・ウィトコフ氏の息子である。
下院金融サービス委員会のパトリック・マクヘンリー委員長、CFTCのキャロライン・ファム暫定委員長、そして「暗号通貨の生みの親」J・クリストファー・ジャンカルロ氏がこの会議の講演者であり、トークン化の将来や規制問題について議論した。
「約束は果たされつつある」とジャンカルロ氏はトランプ政権の仮想通貨業界に対する計画について語った。「過去4年間の悪い政策から抜け出すのは一つのことだ。良い政策を実現するのが課題だ」
一方、ベンチャーキャピタル会社アンドリーソン・ホロウィッツのシニアアドバイザー、ウィリアム・ヒンマン氏は、ワシントンの暗号通貨業界の変化は一夜にして起こるものではないと強調した。
「多少の改善はあるだろうが、時間がかかると思う」とヒンマン氏は21世紀金融イノベーション・テクノロジー法について語った。「同様に、SECが方針を転換し、これがより友好的な規制アプローチであるという具体的な証拠を実際に提示するには時間がかかるだろう」 (ブルームバーグ)
