孫正義、マスクの宇宙データセンター構想を否定「AI競争の勝敗は地上で決まる」
2026-06-23 05:17
Odaily星球日報 ソフトバンクグループ創業者の孫正義氏は6月23日、ソフトバンク傘下の日本通信事業部門の定時株主総会において、宇宙空間にデータセンターを建設する実質的な価値はほぼなく、将来のAI競争の勝敗は依然として陸上の算力インフラによって決まると述べた。
株主から、ソフトバンクがマスク氏の宇宙データセンター構想に追随するかどうか尋ねられた孫氏は、明確に反対の姿勢を示した。同氏は、宇宙データセンターは電力コスト削減に有効と考えられているが、チップなどの主要ハードウェアと比較すると、電力支出はデータセンター運営コストのごく一部に過ぎないと指摘。むしろ、宇宙空間へのデータセンター配備は、高額なロケット輸送コスト、メンテナンスの難しさ、通信遅延といった問題に直面すると述べた。
孫氏は、AI産業の競争においては、数年後の発展が10年後の構想よりもはるかに重要であると強調。ソフトバンクは地上での強力なデータセンターインフラ構築に注力し、「先発優位」戦略を堅持すると述べた。
また、ソフトバンク傘下の日本通信事業部門は、米国のAI新型クラウドコンピューティング(Neocloud)市場への進出を計画している。
