CIBC:米国の雇用統計が弱いため、連邦準備制度理事会は来年初めに金利を引き下げる可能性がある。
2025-12-17 05:47
Odaily Planet Dailyによると、カナダ帝国商業銀行は、非農業部門雇用者数データは米国労働市場の更なる弱さを反映していると指摘している。一方で、消費の底堅さは需要が依然として非常に好調であることを示している。全体として、これは前回の会合で反対意見を表明した連邦準備制度理事会(FRB)の政策担当者にスタンスの見直しを促し、2026年に早期利下げが行われる可能性を高める可能性がある。とはいえ、先週金利据え置きを主張したグールズビー氏とシュミット氏は、来年には投票権を持つ立場を離れ、よりタカ派的なハマック氏とローガン氏に交代する可能性が高い。そのため、彼らの考えを変えさせ、利下げを説得するのは容易ではないだろう。しかし、冷え込む労働市場は、FRBが現行金利を維持する根拠を弱めており、彼らの決意は今後も弱まるだろう。したがって、FRBが2026年よりも早く金融緩和に踏み切る可能性は高まっている。(金石)
