米国の消費者信頼感は12月にわずかに上昇したが、全体的な感情は依然として慎重だった。
2025-12-05 15:07
ミシガン大学消費者調査ディレクターのジョアン・スー氏によると、12月初旬の消費者信頼感指数は2.3ポイント上昇し、誤差範囲内の53.3となった。今月の上昇は主に若年層の消費者によるものだった。現状認識はほぼ横ばいだったものの、期待は改善し、個人の金融期待は13%上昇し、すべての年齢層、所得水準、学歴、政治的所属で改善が見られた。しかし、12月の個人金融期待指数は年初より依然として約12%低い水準にあった。労働市場の期待はわずかに改善したものの、依然として比較的弱い。消費者は一部の指標が11月よりわずかに良いと認識しているものの、全体的なセンチメントは依然として慎重で、高い物価負担が依然として大きな懸念事項となっている。今後、1年間のインフレ期待は12月に4.1%に低下し、11月の4.5%と2025年1月以来の低水準となり、4カ月連続の低下となった。しかし、短期インフレ期待は1月の3.3%を上回った。長期インフレ期待は11月の3.4%から12月には3.2%に低下し、2025年1月の水準と変わらなかった。(ゴールデン・テン)
